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フロリダフルケーブツアー 5本目 (Dive 502)

昨日に引き続き浮力調整に異常を来してしまった H.N氏は原因追求のために別途インストラクターとマンツーマンで潜る事にして、自分と A.U氏とインストラクターの三人で潜る事に。
1本目と同じく左の穴へ。
今回はリーダー役なのでオープンウォーター環境からラインを張る作業がある。
初日でも痛感したけれど、オープンウォーターで自由に動ける環境ではどうと言う事がない作業がうまくできない。
どこへタイオフしたらよいか、考えすぎて考えられない。
窒素酔いが出るような深度でもないのに、物理的にも精神的に視野狭窄に陥り、端から見ると明らかに不適切な箇所にタイオフする事にこだわる。
むーん、これは経験を積まないとどうしようもないな。
1本目ではタンクやフィンを天井にぶつけまくっていたので浮力調整とフィンワークにかなり気を遣った結果、それらは改善された。
しかしながら、慎重になりすぎて進行速度がかなり遅くなってしまった。
これも経験を積んで改善が必要な点。
1本目と同じ辺りまで進んでから引き返す。
出口までもう少しの広い空間でロストラインからの回復の練習をする。
ライトを消し、ラインから引きはがされ、グルグルと回され、捜索開始。
まずはライトを消す前の情景を頭に浮かべつつ手探りで周りの環境を探り、大まかな位置を想像する。
手頃な岩にプライマリタイオフをし、ラインがあると思われる方向へ手探りで移動…移動…移動…
フィンにパーマネントラインが引っかかった感触があり、手で探すも見つからない。
「???」と思いつつ進んでゆくと壁に突き当たり、タイムオーバー。
振り返るとパーマネントラインを完全に通り過ぎている。
どうやら、フィンに感じた時点で上体はパーマネントライン上にあり、そのまま通り過ぎてしまったようだ。

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