最近の Nauticamハウジングには標準装備らしいのだけど、当然のことながら標準装備されているのはセンサーだけなわけだ。
オプションのバキュームバルブを購入&装備すると、最終的に緑の点灯状態で動かすことになる。
それはそれで良いのだけど、バキュームバルブを購入しない状態で水没によるリークセンサーとして動作させる場合は青の点滅状態で動かすことになるらしい。
かなりの高輝度 LEDが使われているので非常に目障り。
これを考えたヤツ、実際に使ってないかメクラだろう?
2015/02/15追記
先月大瀬崎でハウジング内部に水滴があったこともあり、バキュームバルブを購入してみた。
バルブ+工賃で \35,000と安い代物ではなかったけど、いざ購入してみれば安心感が桁違い。
これが普通になってしまうと、付いていない 5Dの方が心配になってくる。
で、副作用と言っては何だけど、普通のハウジングって水圧がほとんどかからない水深*1 が一番水没しやすいのだけど、中を陰圧にするこのシステムだとそう言う環境でも水圧がかかっているのと同じ事になり、水没しづらいことになる。
今後、必須のシステムになりそうだ。
2015/05/26追記
Nauticamのレンズ交換式カメラ用ハウジングはハウジングを開けなくてもレンズリリースボタンが押せるようになっている。
で、バキュームリークセンサーってば一度リークを関知するとスイッチを切らないとリセットできないようになっている。
この二点が組み合わさると、裏ぶたを開けずにレンズ交換は出来るが、バキュームリークセンサーを動作させるにはどのみち裏ぶたを開ける必要があるという間抜けな自体になる。
これ、メーカーはどう考えているんだろうね?
2015/11/27追記
自分が買った NA-5DMKIII、既にディスコンになっており、NA-5DSRという後継機種が。
大きく変わったわけではないけど、以下の点が改良されている。
・水中でまともに使えるとは思えなかったカーソルキー → Nikon系で採用されていたマルチコントローラになった
・レンズリリースボタンを備えていてもバキュームリークセンサーのリセットのためにポート交換時は必ず本体側の開閉が必要 → ポート口からリセット可能に
ダイレクトベースが標準で付いてくるようになったのね。
*1 水没チェックに使う水槽も含む