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大瀬崎ツアー 4本目(Dive 831)

DiveRite社のサイドマウント用 BCである Nomadを試してみる。
ウェイトはウェイトベストで 5kg、BCの背中に 1kg。
バックマウントでステージタンク無しの装備ならともかく、サイドマウントやステージタンク有りの装備で胸元が混み合う状態でベストを着けるとストレスの元だったりする。*1
全て背負ってしまうのが吉かと。*2
タンクは 10Lのスチールタンクを二本。
当初はスチールのステージタンク二本を付けるだけっぽい感覚でいたのだけど、実際はそう簡単でもないことがわかる。
タンク下部のスナップに関しては大したことない。*3
問題なのはタンク上部の固定。
ステージタンクのようにスナップで固定するのではなく、BC後部から伸びた太いバンジーケーブルでタンクの首を引っかけ、胸部の Dリングへスナップで固定する。
言葉で書けば簡単だけど、自分のように非力な人間にはバンジーケーブルを伸ばす事自体が困難だったりする。
で、実際に潜ってみた感想はと言うと、「バランスが良すぎる」に尽きる。
重心が浮力体より下に位置するので安定性が高く、脇の下から腰の辺りでタンクを支えるので前後のバランスもよい。*4
問題になるのは左右のバランスかな。
写真を撮るとき、被写体や構図によってはかなり不自然な体勢をとるわけだけど、なまじ安定性が高いだけに意図的に崩そうとするとかなりの力業になる。*5
さらに言うとレギュレータ自体はバックマウントと共有できても、ホース類はサイドマウント用に用意しないと辛い。*6
HP用はステージタンク用の短い物が必要だし、LP用もロング以外は帯に短したすきに長しばかり。
ちなみに今回はレギュレータシステムもあわせて借用したのだけど、DiveRite社の物なのでかなりストレスだった。


*1 使い慣れているのなら違うのだろうけどね。

*2 純正のウェイトプレートでは 8kgを背負える。

*3 むしろテック Dリングより位置が低い分付けやすい。

*4 ただし、バックマウントのつもりでバランスをとろうとすると足が浮く感じが強く、結果として足が下がりすぎる。

*5 アルミタンクを使うことで改善できるかな?

*6 純正の「Nomad用ホースキット」を使うのが手っ取り早い?

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